【同感!】60歳で定年退職した元同僚の話を聞けた

先に定年退職した先輩の話を聞く

今は内勤の私が、数年前まで所属していた営業所の歓送迎会に誘われました。
この営業所では、コロナ禍で3年間、歓送迎会が開けませんでした。

コロナも落ち着いてきたので、3年ぶりの宴会が催され、送迎対象者として呼ばれたのです。
参加人数は約50名ほど、歓送迎の対象は、新人配属、転勤、定年退職など、約10名近くいました。

定年退職の4名の近況を聞けて、60歳定年後の生き方に、参考になる話も聞けました。

このブログは、37年間大手機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。

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退職者4人の近況

本社から離れた地方の定年退職者の先輩は、自宅で悠々自適の生活を満喫していた。

都会から少し離れた、地方なので、みな、広い庭のある自宅に住み、
のんびり暮らしているという感じです。

S沢さん
・前職は業務
・60歳定年退職
・働いていない
・東北の自宅に戻り、家庭菜園で食べきれないほど野菜を作っている

T口さん
・前職はサービス
・60歳定年退職
・実家の農家の手伝い
・悠々自適で、のんびり暮らす

H野さん
・前職は営業
・雇用継続後の65歳定年で退職
・アルバイト勤務
・以前の取引先の社長さんの好意で、工場で働けている

M本さん
・前職はサービス
・60歳定年退職
・短期のアルバイト
・定職に就かず、自分のペースでアルバイトで働き、時々夫婦で国内旅行に行っている。

定年退職した先輩方の、話を聞いて、
退職後はどのようなま生活になるのかイメージできる貴重な話でした。

青天霹靂!営業所へは、突然の異動だった

青天霹靂、それまで本社勤めが、一転営業所へ異動になった

定年の6年前、54歳の時に、突然、営業所へ異動になりました。
入社してしばらくは営業でしたが、20年超えの本社勤めの後、営業へ再突入でした。

4年間、単身赴任、50過ぎての営業への転身は苦労しました。
急な環境変化で戸惑いましたが、過ぎてしまえば、貴重な経験です。

こんな私も、仲間として認めてくれたのか、歓送迎会へ声をかけてくれたことに感謝です。

定年後の参考になる生き方

M本さんの話に興味をひかれたので、
宴会の終わりに、声をかけてお話を聞いてみました。

M本さん
・前職はサービス
・60歳定年退職
・短期のアルバイト
・定職に就かず、自分のペースでアルバイトで働き、時々夫婦で国内旅行に行っている。

65歳まで働く継続雇用に疑問を感じていたので、
60歳で定年退職したのと、そのあとの生き方選択が゛思い描いたものであったか興味をもちました。

▮M本さんのコメント

コロナの最中、失業手当を貰いに、ハローワークに行った。
給付期間は、1年近く延長された給付金を受け取れた。
月1度の失業認定は、非対面で、特例の対応があり認定基準が緩かった。

60歳定年で辞めた理由
誰のコントロールにも入らず、
自分の自由で生きていくのは何物にも代えがたい幸せな事
60歳からは、体力も意欲もまだある時期、自由を手に入れ自分の生活を自分で作ることができる。

決まった定職につかず、短期バイトをしている。
その点、組織に所属しないアルバイトは良い
特に土日はバイト需要が有るのに、希望者が少ない。

最初はこれをベースにすれば、平日は自由になるから次の事を考えればいいんじゃない。
時々夫婦で旅行に行く余裕ができ、マイペースですごせる。
これからの5年間は、長い人生を左右するよ、とアドバイス。

先駆者の話を聞いて自分の考えを補強する貴重な情報でした。

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安定の選択か? 同じ会社で働く継続雇用

60歳定年後も、同じ会社で働く、継続雇用の選択肢があります。
1年毎の更新ではあるけれど、65歳までは、働く事ができます。
65歳からの年金受給開始まで、シームレスに収入源を確保できます。

先輩社員のコメントにもありましたが、
組織に所属するとなれば、会社や上司の指示に従う必要があります。
時には、自分の考えに反するものが出てくるでしょう。

定年前の現役時代と変わりがなく、再雇用後も続いていきます。
組織の下で働くということは、心だけでなく時間も奪われることになります。

継続雇用だけでなく、別の会社に再就職しても同じことです。

人生の折り返し点を超えてなお、
自分のコントロールが効かない環境に居てよいのか、自分に問いてみることも大切だと思います。

まとめ

60歳で、定年退職しサラリーマン勤めを卒業する心境

わたし、“ししとう”は、60歳定年退職で、サラリーマンを卒業する考えに傾きました。

理由?
上司や組織からの指示で仕事をすることに疑問を感じるようになりました。
50代ぐらいになると、自分が経験した事例や考え方、手順を説明しても意見が通らなくなります。

新しい上司やメンバーへ、自説を展開中、話を途中から聞いていない事に気づきます。
自分にこだわりすぎると、精神衛生上、からだに悪く、老いを加速させる原因になりそうです。

居心地が悪くなったと感じたところで、たいがい異動です。

ちょうど、会社が用意している、60歳定年の節目が、会社組織から離れる選択肢を与えてくれます。

・自己決定感を大切にする。
・自分が選び、納得した仕事をする。
・だれからも指図を受けず、自分で物事を決定できるようにする。

最初は小さく、まずは、短期や、すきまバイトをしていこうと考えています。
60歳代は、まだ、気力体力が温存できるので、65歳までを目標に、
生き方を模索し決めて固めて行くことにしました。

もし、うまくいかなかったら、年金の範囲で小さく暮らしていきます。
これが、リスクヘッジになると考えています。

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