9月27日、求職活動実績を記載した失業認定申告書を持って、最後の失業認定を受けるためハローワークへ赴きました。
ここでは、どのような活動をすれば、失業保険(失業手当)を受取ることができるか、分かるようになります。
☆関連リンク・・今までの活動
- 60歳定年退職を迎える当事者が解説、失業保険の受給手続きの流れ
- 【実録】定年退職者、失業保険手続きのため、始めてのハローワーク訪問
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方1回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方2回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方3回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方4回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方5回目
このブログは、37年間。機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。
失業認定申告書の提出

求職活動実績の必要回数は2回です。
ただし今回は、3回の求職活動を行いました。
- 9月6日「生涯現役セミナー シニア期に向けた暮らしと働く方」セミナー参加
- 9月14日「就職ノウハウ シニア世代の仕事選びと働き方を考える」セミナー参加
- 9月15日「これで大丈夫?今さら聞けない!ミドル・シニア層の応募書類の書き方」セミナー参加
今回、求職活動が最後となるので、履歴書の書き方をレクチャーする講座を含めて、セミナーを選択しました。
今回は、お隣の自治体主催セミナーと地元の自治体のセミナーの計3つを受講しました。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
求職活動の1つ目

9月6日に、「生涯現役セミナー シニア期に向けた暮らしと働く方」セミナーを受講しました。
今まで受けた同様の定年退職後の働き方を考えるセミナー等と同じ範囲でした。
同じジャンルであっても、講師の得意分野で、新しい情報を得られます。
講師は実の親の介護が大変だったと話しをしました。
その実体験から、子供に金銭的な負担させてはならないと考え、体が動くうちは、いつまでも働くという持論を持っていました。
介護費用は、年間最大100万という話がありました。
その時点から人生を終えるまでの年数が想定費用になります。
あまり不安になっても仕方ないですが、まずは自分の健康を大切にと思うところです。
求職活動の2つ目

9月14日に、「シニア世代の仕事選びと働き方を考える」セミナーを受講しました。
今まで、受けてきたセミナーは、講師の発言を聞く一方方向の情報提供でした。
今回の講師は、提供されたキーワードを元に、自分の考えを、隣の方と互いに説明するというワークを2回行いました。
会場に、約50名程いましたが、もれなく全員ペアーになって、自己紹介から始まり、なぜここの来たのか、そして課題ワークの考えを説明し合いました。
講師は、大変上手に、セミナーをハンドリングし会場は盛り上がりました。
私の隣の方は、最近まで保育園の保母さんをされていた女性で、自分と同じような思いを持っていました。
同じ境遇の仲間がいることに気付かされ嬉しく思いました。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
求職活動の3つ目

9月15日に、「これで大丈夫?今さら聞けない!ミドル・シニア層の応募書類の書き方」セミナーに参加しました。
題名から、実践的な履歴書の書き方を聞けると期待して行きました。
実際、期待以上でした。
・志望動機
・自己PR
本当に、その場で書類に書き込み、3名のグループで発表し、それぞれが総評をするというワークまで実施しました。
今まで、セミナーを受けてきましたが、しっかり履歴書や職務経歴書に向き合い、文書化していないと、ダメだということがはっきりしました。
アタマの中だけで、まとめているだけでは、言葉が出てきませんでした。
なかなか厳しい状態だったことを認識しました。
雇用保険受給資格者証に支給終了の記載

失業認定申告の6回めの最後の訪問で、支給終了の記載が加わり失業手当の給付は終わりました。
今回の支給
・支給金額 103,734円
今まで支給された金額の計
・支給額計 915,300円
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
まとめ

今回の求職活動は、
・「生涯現役セミナー シニア期に向けた暮らしと働く方」セミナー参加
・「就職ノウハウ シニア世代の仕事選びと働き方を考える」セミナー参加
・「これで大丈夫?今さら聞けない!ミドル・シニア層の応募書類の書き方」セミナー参加
以上の3つでした。
60歳定年後の年は、収入が途絶えた状態で、高額の支払いが発生します。
- 住民税 313,700円
- 健康保険 492,000円
- 合計 805,700円
失業手当総合計 915,300円
この2つの負担を、失業手当で補填できたことは、本当に助かりました。
リンク→【衝撃に備えよ!】定年退職後の住民税と健康保険料は本当に高かった!
わたくし、“ししとう”は、再就職活動は、あわてないことにします。
実際に再就職活動をするとなると、精神的な負担が大きく覚悟が必要になると、求職活動を通して理解したからです。
リンク→60歳の再就職、現実を知りたい!【失業保険を受給中の筆者が語る】
ハローワークでの職業相談や就職支援機関のサポートは、今後その気になれば、いつでも利用を再開することができます。
夫婦世帯で、未来のキャシュフロー表を作成して、収支を明確にしたことで、最低限の生活ができることが分かったのも、この求職活動を通しての収穫でした。
ここまで、お読みいただきありがとうございました。
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