8月2日、求職活動実績を記載した失業認定申告書を持って、
4回目の失業認定を受けるためハローワークへ赴きました。
ここでは、どのような活動をすれば、失業保険(失業手当)を受取ることができるか、分かるようになります。
☆関連リンク・・今までの活動・・今後の活動
- 60歳定年退職を迎える当事者が解説、失業保険の受給手続きの流れ
- 【実録】定年退職者、失業保険手続きのため、始めてのハローワーク訪問
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方1回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方2回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方3回目
このブログは、37年間大手機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。
失業認定申告書の提出
求職活動実績の必要回数は2回です。
定年退職者向けの働き方セミナーと職業相談の計2回おこない、求職活動の実績としました。
7月8日 セミナー参加 定年退職後の働き方を考えるセミナー参加
7月19日 職業相談 プログラマー求人企業検索
求職活動の1つ目
7月8日に、定年退職後の働き方を考えるセミナーを聴講しました。
隣の都道府県自治体が主催でしたので、越境して参加しました。
このセミナーは先着順だったので、6月6日の申し込み開始時に電話しました。
三部構成の内容で、バランスが取れて、充実した内容でした。
第一部のマネープランは、現在の家庭収支を把握し、未来の予想支出を書くことでした。
年金や税金、社会保障費用など重要な情報を知ることができました。
第二部は、生活習慣、食事、健康など身近な話や、席に座ったままできる体操など、
難しい話の後の気分転換になりました。
第三部、講師は、企業コンサルとして、日々多くの中小企業のオーナーと会っています。
求人企業のオーナー社長は、本当に、社会経験を積んだシニアの人材を求めているようです。
履歴書で、素の人物を把握しようとしているので、履歴書に知りたい事が書かれているかが、重要との事です。
採用後に、社長に気に入られれば、オーナーは自由に給与を上げられるのですと、実感のこもった話で、受講者を勇気づけました。
中でも、役に立った内容が2つ有りました。
ひとつは、夫婦2人の収入で考える生涯収支のキャッシュフロー表、作成の勧めです。
早速、家に帰って、夫婦合算のキャッシュフロー表を、エクセルで作成しました。
これを元に、妻と今後のライフプランを共有して、共通の理解を持つことができました。
もう一つは、妻が年下でパート・アルバイト勤務であれば、
妻が65歳になるまで支給される、加給年金の存在を知った事です。
加給年金は、名前は聞いていましたが、専業主婦向けと思っていました。
妻がパート・アルバイトで、厚生年金支払い期間が20年未満であれば、加給年金が申請できます。
注意点は、自ら申請しないと支給されません。
年金申請の時期が来たら、年金事務所に電話予約を入れ、夫婦一緒に面談して確認をしたほうが良いとのことでした。
当初予定していた2つ目の求職活動
7月19日に、予定していたセミナー「自己理解から今後のキャリアを考えるミドル・シニアの為の自己分析」が、抽選もれで参加不可になりました。
希望者を募った後、申し込み多数の場合は、
開催2日前メールで参加可否を伝えるやり方でした。
セミナー参加予定日に、求職活動の代替案の行動を取りました。
以前より、関心があったプログラミングスキルの教育訓練給付金制度について、
説明を求めて、ハローワークに行くことにしました。
ハローワークにて、教育訓練給付金の相談訪問
7月19日、ハローワーク訪問
目的は、率直に、求職活動実績作りのつもりでした。
失業認定申告書を提出するフローアと同じ場所にある教育訓練給付窓口に行きました。
プログラミングは、専門実践教育訓練給付制度の、
第四次産業革命スキル習得講座ということです。
受講開始1ヶ月前に、まず訓練前キャリアコンサルティングを受けてから、
申請する流れになります。
申請が通れば、
支払った受講額の50%が、支給されます。
講座修了後、一年以内に企業に就職した場合は、
さらに費用の20%が支払われ、合計で70%支給されることになります。
失業手当の給付中であっても、この給付金は支給できるとのことです。
大変有意義な情報を教えてもらいました。
そして、今回の質問が、
求職活動にカウントされるか尋ねたところ、
残念ながら求職活動にならないとのことでした。
急遽、この後、
職業相談コーナーに行き、
プログラムスキルが必須の求人検索の方法を質問することにしました。
求職活動の2つ目
職業相談窓口へ
教育訓練給付金の説明を受けた後、
プログラミングスキル必須の求人検索の相談をしました。
担当の方が、住んでいる市内で、年齢不問、プログラマー、Web構築で条件に検索をしてくれました。
思ったより求人は少なく、3社程度でした。
プログラムという職業柄、ハローワークでなく、
民間の就職支援会社に、求人依頼を出すのではと思いました。
この職業相談による求人検索で、求職活動にカウントできました。
雇用保険受給資格者証に支給残日数45日の記載
失業認定申告の4回めの訪問で、今回の受給額と支給残日数が45日の表記が加わりました。
今回の支給
・支給金額 170,856円
今まで支給された金額の計
・支給額計 640,710円
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
貴方に寄り添う『退職コンシェルジュ』に相談もひとつの選択肢です!まとめ
今回の求職活動は、
・定年退職後の働き方を考えるセミナー参加
・職業相談
セミナーで聞いた情報を元に、生涯収支のマネープラン表を作成しました。
夫婦で未来の不安を解消して、共通の目標意識を持つことができて、大変有意義でした。
また、60歳すぎても、新しい技能にチャレンジすれば、
費用の半分は、教育訓練として給付されることも知りました。
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