8月30日、求職活動実績を記載した失業認定申告書を持って、5回目の失業認定を受けるためハローワークへ赴きました。
ここでは、どのような活動をすれば、失業保険(失業手当)を受取ることができるか、分かるようになります。
☆関連リンク・・今までの活動・・今後の活動
- 60歳定年退職を迎える当事者が解説、失業保険の受給手続きの流れ
- 【実録】定年退職者、失業保険手続きのため、始めてのハローワーク訪問
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方1回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方2回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方3回目
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方4回目
このブログは、37年間。機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。
失業認定申告書の提出
求職活動実績の必要回数は2回です。
定年退職者向けの働き方セミナーの受講を計2回おこない、求職活動の実績としました。
- 8月5日 セミナー参加 「シニア世代の働き方・生き方のヒント」セミナー参加
- 8月18日 セミナー参加 「これからのキャリアのために、いま考えるシニア世代の自分の可能性発見」セミナー参加
失業認定申告の日から逆算して、求職活動実績の対象になるセミナーを探し、今回のセミナー選択になりました。
今回も前回同様、隣の都道府県自治体が主催でしたので、越境して参加しました。
やはり、お隣の自治体は、セミナーの開催回数や内容が充実しています。
求職活動の1つ目
8月5日に、「シニア世代の働き方・生き方のヒント」セミナーを受講しました。
内容は、前月の7月8日に受けた「定年退職後の働き方を考えるセミナー」と同じ趣旨の内容です。
講師は別の方です。
新たな情報を加えながら復習して、頭に定着させました。
講師の話したことで、印象に残っているのは、
資産と収支の状況によっては、就職までする必要が無く、
週2日、3日程度のアルバイトをし、月5万から8万程度の収入で、
十分ゆとりのある生活ができる人がいますと、話をしてくれました。
必ず、家計収支は、確認して、マネープランを書いてくださいと言っていました。
今までのセミナー講師は、60歳以降のシニアは、定職に就く事を大前提に話を進めていました。
今回の講師は、金融資産を棚卸して、お金の状況を知れば、就職以外の選択肢を選べる事を教えてくれました。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
求職活動の2つ目
8月18日に、「これからのキャリアのために、いま考えるシニア世代の自分の可能性発見」セミナーを受講しました。
再就職活動で、必要になる、自分のアピールポイントを棚卸しする思考方法をわかりやすく説明してくれました。
- 自分のヤりたいこと、得意分野を認識していない可能性がある。
- 企業が求めるシニア人材をマッチングさせて、就職先を探す、新しい視点を手に入れられる
- 企業が求める人材像と自分のアピールポイントを言語化できれば、履歴書、職務経歴書、面接で、自分の事を、簡潔に、説明できるようになる。
以上のことを、自分でできるように、簡単なフレーム図や枠表、キーワードツールの使い方や考え方を説明してくれました。
特に、仕事の経験をグラフ年表と捉え、感情の起伏をグラフで視覚化すると、自分のストーリーを再発見できるのは、目から鱗の内容でした。
受講者の大半が、居住まいを正し前のめり聞く場面が、何度か有りました。
自分の事を言語化しておけば、幾度か苦い経験をした後、シニアの再就職は成功します。
但し、ほとんどのシニアは、簡潔に自分の事を文章と口頭で説明できるようにしていないため、再就職活動は、困難を極めます。
運良く再就職できても、こんなはずじゃなかったと辞める人が後をたたない。
本気で、挑戦する人は、手助けるので、安心して支援施設に必ず相談してくださいと言われていました。
雇用保険受給資格者証に支給残日数17日の記載
失業認定申告の5回めの訪問で、今回の受給額と支給残日数が17日の表記が加わりました。
今回の支給
・支給金額 170,856円
今まで支給された金額の計
・支給額計 811,566円
「支給修了又は期間修了間近です」の刻印を押されました。
次回9月27日で、失業手当の認定申告は終了になります。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
まとめ
今回の求職活動は、
・「シニア世代の働き方・生き方のヒント」セミナー参加
・「これからのキャリアのために、いま考えるシニア世代の自分の可能性発見」セミナー参加
以上の2つでした。
今回、シニア向けセミナーをいくつも受講した観想として、
60歳からの、再就職活動は、前職と同じような仕事感で、職を探し求めると
ほぼ100%の確立で、挫折するような状況になるということが分かってきました。
- 今まで経験や知識の延長線にある仕事
- 名が通っている企業
- 給与が他と比べて条件が良い
なので、各個々人の状況に合わせたマネープランを明らかにし、
人によっては、あまりガツガツ働かなくても良いのではないか?
という人は、企業選択の幅が一気に広がります。
今までの、キャリアと同じ路線で働くと決めた人は、
自分を再発見し、言語化し自分を強く、簡潔に説明する努力が必要です。
そのように選択したら、自治体のシニア向け就業支援施設の力を借りましょう。
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