7月5日、求職活動実績を記載した失業認定申告書を持って、
3回目の失業認定を受けるためハローワークへ赴きました。
ここでは、どのような活動をすれば、失業保険(失業手当)を受取ることができるか、分かるようになります。
☆関連リンク・・今までの活動・・今後の活動
- 60歳定年退職を迎える当事者が解説、失業保険の受給手続きの流れ
- 【実録】定年退職者、失業保険手続きのため、始めてのハローワーク訪問
- 【実録】定年退職者の失業保険の受取り方1回目
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このブログは、37年間大手機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。
失業認定申告書の提出
求職活動実績の必要回数は2回です。
シニア向けの就業支援施設での総合相談と、その施設が主催するセミナー参加の計2回おこない、
求職活動の実績としました。
6月14日 総合相談 シニア向けの就業支援施設でのカウンセリング
6月29日 セミナー参加 中高年のための再就職支援セミナーの参加
求職活動の1つ目
6月14日 シニア向けの就業支援施設への訪問
前回、5月にハローワーク職業相談の際に、提案を受けたシニア専門の施設に訪問しました。
ここは、地方自治体が設置し、国の機関であるハローワークと連携して、シニアの働き方を支援する施設とのことです。
訪問を予定していた前日に、電話で予約を申し込みました。
電話では、事前に職歴をまとめ、用意してからカウンセリングを受けてほしいと、お願いされました。
当日は、施設の活動説明、登録作業、その後に、担当カウンセラーとの面談へと
流れの説明を受けました。
相談範囲は、40歳以上、年齢上限なしで、職業紹介、職業訓練相談、生活支援相談を受けられます。
その後、担当されるカウンセラーとの面談をしました。
会社での職歴を整理し、自己紹介から始め、私が望む情報と支援があるのか?
期待して、面談に臨みました。
対話をしながら以下の要望を話をしました。
・65歳から年金にプラス5万円程度の収入で、生活できるように、断捨離している。
・65歳以降、ゆるく長く働いていけるように考えている。
・週3,4日ぐらいで、拘束されず自由を確保できる働き方を考えている。
この週4日ぐらいで、働く事を考えているという事を受けて、
・マンションの管理人
・デーサービスの朝夕の送迎
などを勧められました。
また、実際のハローワーク求人検索のシステムを使って
塾講師も追加でヒットさせました。
抽象的で含みのある話の中から、具体的な言葉を掴んでの対応でした。
アドバイスとしては、就職をしてもらう事を前提としていました。
失業手当を受ける求職活動という枠内では、
自分の思いと、微妙な距離感を感じました。
一方で、これが現実のシニアの求人なんだと、理解することにもなりました。
求職活動の2つ目
6月29日に、中高年向けの再就職支援セミナーに参加しました。
題名は、「長期化させない!市場理解と効果的な求人の探し方」でした。
会場の雰囲気としては、自分と同じく、定年退職して、次の職を探している人がほとんどでした。
内容としては、シニアの求職環境への理解を促す説明でした。
シニアが就職するためには、自分が守りたいものの中から、どれかを選び出し、
譲れるところは譲りきらないと、仕事に就くことができないというメッセージでした。
企業が求める求人像と、自分のやりたいことや実現したいことのギャップを認識した上で、
自分の方から歩み寄りをする事が、必要とのことだと思います。
講師の方は、大企業の人事職を経験し、定年とその後再雇用を経て、
このシニア就職支援の職に就いた方でした。
もう少し、実体験に基づいた切り込んだ発言を期待していましたが、一般論的な論調でした。
雇用保険受給資格者証に支給残日数73日の記載
失業認定申告の3回めの訪問で、今回の受給額と支給残日数が73日の表記が加わりました。
今回の支給
・支給金額 170,856円
今まで支給された金額の計
・支給額計 469,854円
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
貴方に寄り添う『退職コンシェルジュ』に相談もひとつの選択肢です!まとめ
今回の求職活動は、
・シニア向けの就業支援施設でのカウンセリング面談
・中高年のための再就職支援セミナーに参加
以上の2つでした。
私がイメージしているこれからのライフプランとして、
月5万円~10万円の収入で、組織に属さず、ゆるく長く働く生き方を考えています。
このプランの実現に向けた前向きな情報が、手に入れられればと考えていました。
今回、その情報に近づくことができませんでした。
このままのペースだと、単に求職活動の実績作り的な活動になるのでは、と思いました。
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