60歳から再就職をめざすとどんな困難が待ち受けているのか知りたい。
同じ境遇の人たちは、どうしているのか。
このブログを読むと
- 60歳から再就職を目指す人がどんな状況に置かれるのかが分かります。
- 漠然とした不安を払い、次に移す行動を取れるようになります。
文中に、関連ログ記事のリンクやお勧めリンクを貼ってありますので、そちらもお読みください。
このブログは、37年間、機械メーカーに勤め、60歳定年退職を迎えた筆者“ししとう”が、当事者の目線でお伝えします。
60歳の定年後、シニアの再就職は厳しい?
60歳以上のシニアは、再就職活動が厳しいものになります。
今まで積上げた経験や知識、地位が次の就職先でも、
ある程度評価されるのではと期待しがちです。
しかし、現実の厳しさに身を置くことになります。
60歳の再就職、シニアが希望する仕事と、企業の求人情報とのギャップが大きい。
60歳以上のシニアは、うまく企業が求める、求人像をイメージできません。
前職の延長線上にある仕事内容の企業を探しても実際はむずかしいです。
今まで勤めていた会社が、あなたの仕事を若手の後任に引き継いだように、
他の会社も同じように、若手に職務を任せています。
よって、希望する求人情報が見つからないという経験をします。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・・
貴方に寄り添う『退職コンシェルジュ』に相談もひとつの選択肢です!就職活動に臨む準備が不足している。
希望する会社規模の大小を問わず、業界の範囲を広げて応募しても、すぐに就職先が決まることはないでしょう。
企業は、以下の事を応募書類で見極めようとします。
・長く健康に働ける人なのか(心と体の両面)
・現従業員との和を乱すような人を避けたい(コミュ能力不足、前職の自慢)
書類選考を通過し、いざ面接に臨んでも、
多くのシニア求職者は、採用担当者に知りたい情報を、うまく差し出すことができないからです。
自分自身を振り返り、整理して、文章と言葉で、説明できるように言語化する準備が必要です。
求職活動で知ったシニアの再就職支援施設の存在
ハローワークで、シニア向け就業支援機関を知りました。
成功事例集の小冊子を読んで、60歳以降の再就職活動が、想像以上に大変な事がわかりました。
応募社数が200社を越えましたが、半年後に、なんとか就職することができました。
100社応募しても書類選考が通過できなかったが、
カウンセラーの支えがあって110社目で、希望の会社に決まりました。
カウンセラーの支援を受けたら、すぐに就職先が決まるわけでないこと。
60歳を越えた、大人が、結果がすぐ出ず精神的にダメージを受ける事。
それを、カウンセラーが心のサポートを続けて結果が得られるように手助けしています。
その過程で自分を見つめ直す様子が、事例集に綴られていました。
かなり苦労しながら、新しい職を手に入れています。
この支援施設は、社会保障費で賄われ、登録すれば無料で利用できます。
シニアの再就職活動はメンタルの負荷が大きく、心の支えになる支援も必要となります。
行政は、シニアの再就職市場には、企業とシニア求職者との間に、
ミスマッチがある事を問題認識しているようです。
相談に来たシニアには、できる限りの支援をする体制になっています。
“ししとう”がコンタクトをとったのは以下の3つの施設です。
あなたの自治体で同様な支援機関がないか確認してみてください。
まとめ
60歳以上のシニアの再就職は厳しいが、自己分析と言語化整理で乗り切れる。
企業の採用担当者が知りたい話の例として
前職の時代に、一番大変だった失敗や困難な時、諦めずに踏みとどまり、
状況を好転させたストーリー、そしてその時の感情を簡潔に伝えるといった内容です。
採用担当者にとって、シニア人材の良いところは、
豊富な社会経験から、学卒新人とは比較にならないシニアならではの問題解決力や組織適用力あり、魅力的な人材と考える事が多いようです。
自分自身を振り返り整理して、文章と言葉で、問題解決をしたストーリーを感情を交えて説明できるようにすることで、採用担当者へ、あなたの功績を伝えることができます。
■「定年退職後は、可能であれば再就職したいけど、一旦お休みしたい」とお考えであれば・・
貴方に寄り添う『退職コンシェルジュ』に相談もひとつの選択肢です!60歳からの再就職活動は、シニアの求職相談施設に相談しましょう。
シニアの求職相談施設は、地元の自治体が運営して、ハローワークとも連携をしています。
まず、シニア対象の再就職支援セミナーや
人生100年時代のライフプランセミナーを片っ端から受けてみてください。
“ししとう”は、受講したセミナーの中で貴重な情報を得ることができました。
そもそも再就職するような収入まで、求める必要のない人が、
この会場の中に一定数いるという講義内容に興味を持ちました。
早速、家に帰ってすぐに、パートで働いている妻との収入を含めた世帯収支を明らかにしてみました。
“ししとう”夫婦は、世帯として見た時、
今までと同じペースの稼ぎ方をしなくても良いというのが分ったことが収穫でした。
このことから、再就職の優先順位が、下げることができました。
不安や悩みを抱える必要がない。
ほんとに自分が望む生き方は何なのか、ゆっくり考える気持ちになりました。
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